砥石レビュー① キングデラックス#1200

砥石

今回は私が持っている砥石をさらっと紹介したうえで、キングデラックスの1200番をレビューしてみたいと思います。

私は一応大工ですが、めちゃくちゃ砥ぎが上手いわけではありません。しかし砥ぐこと自体は好きになりました。

刃物も好きだけど、それを研ぐ砥石にも興味がある・・・という人は多いと思います。実際に使用してきた実感をレビューしてみますので、持っていない方・これから購入を考えている方の参考になればと思います。

 

私の持っている砥石たち
あまり綺麗な砥ぎ場ではありませんが^^;
とりあえず持っている砥石の八割方を置いて撮ってみました。
キングとシャプトンの製品が主で、天然砥石は青砥とレザー型の仕上げしか持っていません。
ほとんど人造砥石を使っていて、仕上げにその時の好みでいろいろと使い分けています。
名倉砥石もありますが、これも好みによるかなあと思います^^;
今のところ、一番切れる・良いと思える組み合わせは刃の黒幕12000番に研磨剤粉末WA#10000でした。
他にも試してみたい砥石は山ほどあるのですが、揃えるのは大変ですね^^;
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キングデラックス#1200

言わずと知れた中砥石の定番品、キングデラックスです。800番、1000番もありますが、購入する時に1200番しかなかったのでコレにしました。他の番手を触っていませんが、ネットでは大きな違いは無い・・・という評価も見ます。1200番を使っていても研磨力が低いとは思いません。

半分くらいは使いましたかね。使用前には水に浸けて置く必要があるのですが、いざ使おうと思った時に待つのは嫌なので、普段から水に浸けています。

水に漬けっぱなしは汚れも吸うからオススメしない・・・という話も聞きましたが、百均の容器を用意して、綺麗な状態にしてからこの中砥石だけを水に漬けているので問題ないかなと思ってます。

中砥石の代表格ではあると思いますが、使用感は柔らかめで、砥いだ感触も良いですが平面はすぐに崩れます。柔らかい分、修正も楽なことから、こまめに平面修正していれば問題なく使えます。

柔らかさを利用して、丸鑿の砥ぎに使う方もいるとか。

大工刃物を研ぐ際には、平面維持に優れている刃の黒幕に代表されるセラミック砥石のほうが向いているかなとも思いますが、それらは値段も違います。

キングデラックスの優れているところは、

価格の安さ

扱いやすさ

砥いだ感触の良さ

 

最初に持つ中砥石としては不足感のない、オススメの中砥石だと思います。

 

セラミック砥石に比べれば平面維持力が弱いとは思いますが、価格の高い後発品と比べるのも可哀そうですかね^^;

私は砥石マニアなので、中砥石にキングを使ったり黒幕を使ったり、その時々で使い分けて楽しんでいますよ。

しばらくは、こんな感じで砥石のレビューをやっていこうかと思います^^

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